FE風花雪月 全員生還チャレンジ(仮)

【注意】この記事は「ファイアーエムブレム風花雪月」のネタバレを思いっきり含みます。それを把握した上で閲覧してください。

全員生還チャレンジ(仮)、始めます。多分。

初めまして、イドと言います。ゲームが好きで、普段はボードゲームやテレビゲームなど様々なゲームで遊んでいます。

いきなりですが、先日「ファイアーエムブレム風花雪月」をクリアしました。switchのゲームとしては「ゼルダの伝説BotW」以来久々にがっつりハマり、買ってから一気にやってしまいました。最近やったゲームの中では一番面白かったです。

 

……が、一つ不満があります。それは、「このゲームは残酷すぎる」ということです。

 

 このゲームは二部構成になっており、第一部では主人公はとある士官学校の教師となり生徒たちを指導しながら彼らと親睦を深めていきます。ここだけ見るととても平和的なゲームのように見えますし、実際そうです。一年間も教師をしていると自然に生徒たちにも愛着が湧いてきます。ベルナデッタちゃん可愛い。

ですが、実はこれは罠です。第一部の終わりに起きる事件によって、三ヶ国の間で戦争が始まります。そして第二部ではそれから5年後の戦争真っ只中の世界が舞台となり、主人公もいずれかの国に協力して戦うことになります(まだ1ルートしかやっていないのでもしかしたらルートによって全く違う展開になるかもしれませんが)。

ここで重要なのが、物語を進める上でかつての教え子たちとも戦うことになる点です。仮にも一年間同じ釜の飯を食った生徒たちが、主人公の前に立ちはだかるわけですよ。かつては先生と呼んで慕ってくれた彼らが、主人公に心の底からの殺意を向けてくるわけですよ。そんな元教え子たちを殺さねばならないわけですよ。しかも死ぬ時に断末魔の叫びをあげて、未練を言い残して死んでいくんですよ。そりゃそうです、彼らはまだ大半が20代前半です。人生これからって時に死んでしまう彼らの無念は計り知れません。また、逆に戦争ですからもちろん味方の生徒たちが死ぬこともあり得るんですよ。それも先生よりも先に(先生が死ぬと基本ゲームオーバーになるため)。主人公の特殊能力で時間を巻き戻して仲間の死をなかったことにすることも可能なわけですが、あまりに考えなしに使うとまた同じミスをしてもう一回同じ仲間が死ぬ場面を見ることになったりするわけですよ。

 

……いやエッッッッッグ!!!!!

 

このゲームを考えた人は鬼か悪魔なのかと本気で思いました。あまりにもむごすぎる。まあ本当はその設定のむごさが一番気に入ったポイントなんですけどね。天才。

どうやらこのゲーム、指導する学級によって物語が変わるそうなので2周目もやりたいと思っているのですが、また敵味方問わず数多くの生徒たちが傷つく様を見るのはあまりにも心苦しい。なんとかして、一人でも多くの人間を救うことはできないのかと。そう考えたわけです。なんか衛宮士郎もこんなこと言ってましたね。

 

というわけで、2周目では可能な限り多くの人を助けようと思います。

題して「全員生還チャレンジ(仮)」!

 

……お気付きの方もいるようですね。他クラスの級長やその従者など絶対に味方にならないキャラがいる以上、全員生還は不可能です。タイトル詐欺です。だからタイトルに(仮)とつけています。どなたかもっと適切なチャレンジ名を思いついた人はコメントしてくれると、私の独断でそれが正式なタイトルに採用されるかもしれません。

では、全員生還チャレンジ(仮)の具体的な内容を説明したいと思います。

 

・難易度ルナティック

縛りプレイやるんだから最高難易度なのは当たり前ですね。

・クラシックモード

1度死んだ仲間が生き返らないモードです。当たり前ですね。

・データの引き継ぎはしない

強くてニューゲーム禁止です。当たり前ですね。

・スカウトできる人間を全員スカウトする

主人公と敵対したら殺さざるを得なくなってしまいます。なので可能な限り身内に引き入れることで犠牲者を最小限に抑えます。まあ当たり前の結論ですね。

・エンディング時に全員生存していること

当たり前ですね。

 

本当は天刻の拍動(時を巻き戻す能力)禁止も追加しようか考えたのですが、さすがにそれをやるとクリティカルなどの不慮の事故で簡単に死者が出てしまうため今回はナシにしました。あくまで目標は一人でも多く救うことなので。ただ、余力があれば天刻の拍動使用回数を記録することにして、なるべく使用回数を抑えたいと思います。

そして最後に一番大事なルールです。

 

・上記の縛り(下二つ)に違反してもそこでリセットはしない

 

は????????????????? となる方も多いかと思います。当然です。今私は「縛り違反しても中断しない」と言ったわけですから。

ですが言い訳をさせていただきますと、まず私はファイアーエムブレム素人です。実は風花雪月が初めてです。一周したとはいえまだまだ経験不足なので、思わぬミスをしてしまうことは大いにあり得ます。なんなら1周目はハード(一段階下の難易度)を選んだのに二人死者を出しました。

そしてもう一つ。実はこの縛り、実現可能なのかどうかわかりません。というのも、データ引き継ぎを利用して全員スカウトした人はいるらしいのですが、1周目で全員スカウトできるかどうかについては調べた限りではわかりませんでした。なのでもしかしたら最適行動を取っても1周目での全員スカウトは不可能なのかもしれません。そのため、あくまで上の縛り内容は努力義務という形で、なるべく違反しないように頑張りますが、違反してしまっても温かい目で見ていただければ幸いです。またこのように縛りプレイもやるのもほぼ初めてであるためとてもガバガバになると思いますがご了承ください。

ちなみに学級は金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)を選ぶ予定です。理由としては、ベレスとクロードが一緒になるエンディングを見たいからです。なので、縛りとまではしませんが「ベレスとクロードの後日談を見る」のも目標です。

 

上記の内容からわかるように、FE風花雪月を既プレイの人向けの内容です。未プレイの人でも楽しく読めるようにしたいとは思っていますが、プレイしてからの方がより面白くなると思います。

結構厳しい縛りなのでなかなか更新できないと思われますし、なんなら心が折れて失踪するかもしれませんので、宝くじでも買うくらいの気分でこの記事を見ていただければ幸いです。